虫歯に痛い日と痛くない日がある理由って!?放っておくと…

「虫歯が有るかも知れない・・」

こう思っていても、なかなか歯医者さんに予約の電話を入れる気にならない、、、こんな事はありませんか?

だって、虫歯は痛い日もありますが、痛くない日もありますよね?

ずっと痛かったら、あなたもすぐに治療を開始するはず。痛い日ばかりではないからと、放置して取り返しの付かない事になったら大変です。

虫歯治療を受けに来られる患者さんは、痛くない日があるどころかほとんど痛みを感じなかったという方も多いです。

そういう方でも口の中の画像にはハッキリと黒い穴が空いている場合があります。

虫歯で歯を失わないために歯科衛生士のわたしが、なぜ虫歯は痛い日と痛くない日があるのかをあなたにお伝えします!

なんで痛い時と痛くない時があるの?

歯の表面は固くて丈夫なエナメル質で出来ています。

虫歯菌は酸を出して歯を溶かしますが、エナメル質だけを溶かしている時は痛みを感じません。
エナメル質の下は象牙質になりますが、そこまで虫歯が進むと痛みを感じるようになるんです。

象牙質は歯の神経を守るように覆っていますが、神経がある空間と管でつながっています。

それで虫歯で歯が破壊される衝撃が神経に響いてしまうのです。

響くと言っても、それは熱いものや冷たいものを食べた時、固いものをかんだ時などに限られます。
神経がむき出しになっている訳ではないので、常に痛くはないんです。

それに、今私たちはそんなに固いものを毎日食べません。ファストフードなど、幼稚園に入る前の子どもでも簡単に食べられますよね?そういう食事を摂った日は、虫歯があるのに痛くない訳です。

  • 痛い日→歯をよく使った日
  • 痛くない日→あまり歯を使わなかった日

という風になります。

こうして歯からのSOSサインに気が付けない事が起きてしまうのです。

虫歯は大人になると気付きにくくなる?

大人の歯は虫歯になった時に痛みが出にくい特徴があります。

虫歯が進行しても神経を守るように存在している象牙質が、分厚くなって虫歯が神経に到達しないようにしているのです。

大人が虫歯の痛みを感じた時は、神経まで達している可能性が大きいのです。それでも歯を使っていない時(刺激を与えていない時)は痛くない時もあります。

「一晩寝たら良くなったみたい。歯医者さんはまた今度で良いかな~」

こんな事は考えないほうが良いです。

何でもそうですが、特に歯に関しては面倒を先送りにして良いことは何もありません。

注意

この後にも説明しますが虫歯が神経に達した時は身体全体に影響します。神経自体も自分の歯を一生使っていくためにはとても大切なものです。

虫歯が痛くない日があったとしても痛い日があるのだったら、ぜひ歯医者さんで診察を受けるようにして下さい。

痛くなくなったら、本当のピンチかも…

ずっと痛かった虫歯が痛くなくなった時、良かったと喜んでいてはダメなんです。

それは歯の中の大切な神経が死んでしまったかも知れないからです。

本当に虫歯がひどい時には、痛みを感じなくするためにあえて神経を抜く事があります。

虫歯の痛みは劇的に治まりますが、神経の無くなった歯はその後、何かトラブルがあっても痛みによるSOSを発信出来なくなります。

また、神経を抜いた歯はそうでない歯に比べて弱いです

さらに神経にまで達した虫歯菌は顎などの骨に取り付いて病を引き起こす事もあります。

これを骨髄炎と言いますが、特殊な病ではありません。

私の周りにも3人の経験者がいます。その内の1人は2週間の入院を余儀なくされました。

こうなると、もう日常生活を営む事が出来ません。

さらに、虫歯菌が歯茎から血管に入り込むと脳梗塞心筋梗塞の原因になります。

注意

虫歯が口の中だけのトラブルだと考えていたら大間違いです。虫歯は立派な病気だと考えて治療を受けるべきなのです。

たとえ痛くない日があったとしても!です。

痛みを感じるのは虫歯だけではない!

歯が痛いと感じる時に、原因は虫歯だけとは限りません。

歯周病で歯茎が傷んでいると、歯を使った時に痛みを感じます。狭い口の中ですから痛みの原因がなのか、歯茎なのか自分では分からないのです。

知覚過敏でもちょっとした刺激を痛みと感じますし、歯ぎしりや食いしばりグセでも行き過ぎれば歯の痛みとして感じられます。これらの痛みもまた、痛い日もあれば痛くない日もあるのです。

虫歯かなあ~…でも治療が怖いから歯医者に行きたくないな…まあ大丈夫か!

などと決めてかからないで下さい。

まずは歯医者さんに相談する事で、改善する痛みがきっとあるはずですから。

虫歯の治療に関しても、私個人の体験では20年前よりも今は確実に痛みが少なくて済みます。適切に麻酔を使ってくれるので、歯を削る時の痛みはほとんど感じません。

麻酔の注射自体が進化しているので、注射の痛みも余り感じませんでした。

だから歯医者さんに行く勇気を出して下さい。治療が終われば本当にスッキリしますよ。

食べる時に『どこの歯で噛もうかな~』とか、『これかじったら痛いだろうな~』と尻込みしないで済むのです。

今日虫歯が痛くないからと、歯医者さんに行く事を先送りしている人は、本当に明るい生活を送るために歯医者さんに行きましょう!

毎日痛くない日、これが当然なのです。

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