仮詰め中の虫歯が痛い!?すぐ取れる!?そのまま放置すると…

歯医者さんで進行していた虫歯を、やっと削り終わって型も取って、後は金属の詰め物を詰めるだけ。

そして削った歯に仮詰めをしてもらって、その日の治療は終わり。

こんな時、虫歯を治療中の人は誰でもホッとしますよね?

でも、この仮詰め中は危ないんです!

治療中はそれほどでもなかったのに、仮詰めの状態でいる時に痛い思いをする人が多いのです。

キチンと治療しているのに痛みが出ると、何がいけないのか不安になりますよね?

不安になると歯医者さんへの不信感が出て来る事もあります。これは治療する時にマイナスになります。

そんな不安を解消して、安心して治療を受けるために

  1. 仮詰めの時に歯が痛いのはなぜ?
  2. 詰め物はなんですぐに取れるの?
  3. 仮詰めが取れた時にしてはいけない事はあるの?

今回はこの3つについて、歯科衛生士のわたしが解説します!

仮詰め中に歯が痛い理由とは?

仮詰めの時に歯が痛いのは、削られた歯の象牙質がむき出しになっているからです。

象牙質は温度の刺激(熱い、冷たい)を神経に伝えやすくなっています。

これについては『虫歯が痛い日、痛くない日がある理由とは!?放っておくと…』に書きましたが、普段はエナメル質に守られている象牙質がむき出しの状態なので、とても痛みを感じやすいのです。

この刺激を遮るために仮詰めをするのですが、材質が柔らかいために食事などをしていると歯の中で変形する事があるのです。

変形した仮詰めと削られた所に隙間ができて、飲み物がしみる場合もありますし、変形した仮詰め自体が刺激になって痛みを感じる事もあります。

仮詰め中の歯の痛みについては『虫歯の時にお酒はダメ!?悪化しない為の3つの注意点とは?』にも書いてありますが、「痛い!」「しみる!」からと言って、虫歯が急に悪化したとか、医療ミスではないので落ち着いて下さいね。

仮詰めは絶対に必要なの!?

削られた歯にフタをする仮詰めは、絶対に必要なのです!

仮詰めが無いと、削られた所に食べかすが入り込んで不衛生ですし、歯がすぐに痛み出します。

象牙質がむき出しの状態では、食べかすが入り込んだ刺激がすぐに痛みとして感じます。

また、削られた所は脆くなっていてそのままでは欠ける危険もあるのです。

なぜ仮詰めはすぐ取れるの?

絶対に必要なのに、「なんで仮詰めは取れやすいの!?」と思っている人も多いかも知れませんね。

仮詰めは金属の詰め物ができるまでのつなぎですから、すんなりと取れないとダメなのです。

中には取れるのを心配して、自分で勝手に接着剤などを使って、キッチリと付けてしまう人がいるそうですが、次の治療の時に歯医者さんが苦労します。

場合によっては、ガリガリと削らなくてはならなくなるそうです。

せっかく治療が済んで後は金属の詰め物を入れるだけなのですから、余計な事はしないでくださいね!

仮詰めが取れた!!どうしたら良いの!?

もし、大事な仮詰めが取れてしまったら、もう一度歯医者さんに行って仮詰めをしてもらってください。

無料でやってくれる歯医者さんもあります。

「歯が痛い」とか「しみる」などと不安になっているより、キチンと仮詰めをやり直してもらうのが安心ですよね。

これが一番良い方法だと私は思います。

また、次の診察が1週間ほどでしたら、そのまま待っていても大丈夫です。

私はいつもそうしていましたが、その間に虫歯が悪化した事はありません。不安な時は歯医者さんに電話で「仮詰めがとれたけれど、このままで大丈夫ですか?」と聞いてみて下さい。

歯医者さんに大丈夫と言われた時でも、削られた所がむき出しになっているわけですから、次の事に気を付けるようにして下さい。

  1. 歯磨きをキチンとして削られた部分を清潔に保つ
  2. 無理に悪い歯で噛まない(食べかすが入って痛んだり、欠けたりする恐れがあるため)

この方法でも、どうしても痛みが我慢できない時には、次に紹介する事を試してみてくだささい。

  1. 鎮痛剤を服用する
  2. 気持ち良い程度に冷やす

絶対にやってはいけない事とは!?

絶対にやってはいけないのは、仮詰めが取れた後にそのまま歯医者さんに行かなくなってしまう事です。

削られた歯は象牙質がむき出しで、守るものが無い状態です。

象牙質には神経と繋がる管がありますから、虫歯菌が神経に行ってしまう事もあります。

象牙質がむき出しの所は、虫歯になりやすく、悪化しやすい事を覚えておいて下さい。

1ヶ月も放置するのは、絶対にダメです!

「取れた仮詰めはどうしよう…持っていかなくちゃ行けないのかな?」などと考えなくても大丈夫です。仮詰めは金属と違ってすぐに入れてもらえます。

キチンと治療は最後まで受けよう!

仮詰めの時に歯がどんな状態で、どうして痛むのか知っていれば、もし歯が痛んだとしても落ち着いて対処できますね。

それに金属の詰め物を入れてもらえば、仮詰めの時に感じる痛みはほとんど解消します。「痛い」「しみる」などの症状が残ったとしても、1週間程で良くなっていきます。

虫歯治療の時に歯医者さんに色々と話しを聞いて、どうして仮詰め中の歯が痛いのか理解するのも大切な事です。

患者さん中には虫歯がかなり重度の虫歯(C3)でしたが、歯医者さんの話しを聞いて覚悟ができたのか、気持ちが落ち着いて痛みが気にならなくなったという方もいます。

注意
食事中でなくても常に痛い、痛くて我慢ができない時は何か原因があるはずですから、すぐに歯医者さんに診てもらって下さい。

現在治療中のあなたは、もう仮詰め中に痛みが出ても不安になる事はありませんね?

歯医者さんとの信頼関係が壊れる事もないでしょう。これで安心して最後まで治療を受けられると思います。

せっかく仮詰めする所まで来たのですから、治療も後もう少しです。

虫歯の治療を完全に終わらせてスッキリしましょう!!

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